アルバイトやパートの時給

アルバイトの時給に関して

アルバイトやパートの時給 少し前になりますが、生活保護の不正受給が世間を騒がせました。もちろん許すことが出来ない問題ですが、背景にはアルバイトやパート時給の安さがあります。非正規雇用の場合、朝から晩まで働いても生活保護よりも安いケースがあります。あってはならないことですが、若者の労働に対するモチベーションが落ちてしまっています。これは地方になるほど顕著で、時給が800円に満たないこともあるようです。高い安いが全てではありませんが、やはり労働にはそれなりの対価が必要です。最低賃金が上昇して、若者が魅力を感じられる仕組みが必要です。

そんな地方と真逆になっているのが、都市部の飲食店です。24時間営業のファミレスや牛丼店では、深夜のアルバイトが確保出来ずに、営業を取り止めている店舗があるそうです。ニュース報道によると、時給は2000円程度まで上昇しているようです。景気の踊り場を脱した日本ですが、こんなところに皺寄せが来ているようです。一部の企業を除いて、ほとんどの企業がアルバイトやパートで成り立っています。正規雇用に比べて待遇は悪い訳ですから、せめて時給は定昇するようにして欲しいです。賃金が上がれば、消費が拡大して更なる景気の回復に繋がります。

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